扁桃炎とは?

扁桃炎は、のどの両側にある扁桃に炎症が起こる疾患です。扁桃は、口や鼻から入ってくる細菌やウイルスから体を守る免疫器官の一つですが、感染により扁桃自身が炎症を起こすことがあります。激しいのどの痛み、高熱、飲み込み困難などの症状を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたします。
扁桃炎は、特に小児から若年成人に多く見られますが、成人でも疲労やストレスで免疫力が低下した時に発症します。急性扁桃炎を繰り返すと慢性扁桃炎に移行し、さらに扁桃周囲膿瘍などの重篤な合併症を起こす可能性もあるため、適切な診断と治療が重要です。
つらい症状を一日も早く改善
吹田市・五月が丘のリー耳鼻咽喉科・アレルギー科では、各種検査や細やかな観察により、扁桃炎の原因を正確に診断します。長年の診療経験を活かし、軽症例から重症例まで、患者さまの状態に応じた最適な治療を提供しています。
「のどが激しく痛い」「高熱が出た」「扁桃炎を繰り返す」など、扁桃炎でお悩みの方は、お早めに当院へご相談ください。
このような場合はご相談ください
- 高熱とのどの激痛
- 飲み込めないほどの痛み
- 扁桃に白い膿が付いている
- 首のリンパ節が腫れて痛い
- 口が開きにくい
- 年に何度も扁桃炎を繰り返す
など
これらの症状がある場合は、早めにリー耳鼻咽喉科・アレルギー科へご相談ください。特に、開口障害などを伴う場合は、緊急性が高いため直ちに受診する必要があります。
扁桃炎の種類と症状
急性扁桃炎
ウイルスや細菌感染により、扁桃に急性の炎症が起こる疾患です。突然の発熱や激しいのどの痛み、飲み込みにくさが特徴的な症状で、扁桃は赤く腫れ、白い膿が付着することがあります。
慢性扁桃炎
急性扁桃炎を何度も繰り返す、または症状が持続的に続く状態です。扁桃に細菌が常在化し、疲労時などに急性増悪を繰り返します。のどの違和感、軽い痛みなどの慢性症状があります。
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍
急性扁桃炎が扁桃の周囲組織にまで波及した状態が扁桃周囲炎で、さらに進行して膿がたまると扁桃周囲膿瘍となります。激しいのどの痛み、開口障害、高熱を伴い、速やかな処置が必要になることがあります。
扁桃炎の原因
感染性要因
アデノウイルスやインフルエンザウイルス、溶連菌や肺炎球菌などが主な原因です。
非感染性要因
疲労やストレス、睡眠不足、季節の変わり目など、非感染性要因が扁桃炎を引き起こす場合もあります。
扁桃炎の診断と検査
ファイバースコープ検査
ファイバースコープにより、扁桃だけでなく、咽頭全体の炎症の広がりを確認します。扁桃周囲膿瘍の有無も評価できます。
病原体の特定
培養検査
咽頭ぬぐい液を培養し、原因菌を特定します。適切な治療薬の選択につながります
血液検査
白血球数、CRPなどの炎症反応を確認し、重症度を評価します。
扁桃炎の治療
薬物療法
抗生物質:溶連菌感染が確認された場合は、抗生物質を一定の間確実に服用します
消炎鎮痛薬:高熱とのどの痛みに対して使用します。アセトアミノフェンやNSAIDsを症状に応じて処方します
うがい薬・トローチ:局所の消毒と痛みの緩和のために使用します
ステロイド薬:重症な場合において、ステロイド薬によって腫脹と痛みを速やかに改善させます
ネブライザー治療
抗生物質や消炎薬を霧状にして吸入し、直接患部に作用させます。
外科的療法
切開による排膿
膿瘍が形成された場合は、切開して膿を排出する必要があります。当院で対応困難な場合は、適切な医療機関へご紹介します。
扁桃の摘出
何度も繰り返す扁桃炎や扁桃周囲膿瘍などの場合、扁桃摘出術を検討します。手術が必要な場合は、連携病院へご紹介します。