扁桃肥⼤・アデノイド増殖症

扁桃肥⼤・アデノイド増殖症

扁桃肥大・アデノイド増殖症とは?

扁桃肥大・アデノイド増殖症とは?

扁桃肥大は、のどにある口蓋扁桃(こうがいへんとう)が大きくなる状態で、アデノイド増殖症は、鼻の奥にある咽頭扁桃(いんとうへんとう:アデノイド)が大きくなる病気です。これらは免疫器官として細菌やウイルスから体を守る役割がありますが、繰り返しの感染や体質により肥大し、様々な症状を引き起こすことがあります。

扁桃やアデノイドは幼少期に最も大きくなり、その後徐々に小さくなりますが、この時期に過度に肥大すると、呼吸や飲み込みの障害、睡眠時無呼吸症候群など、お子さまの成長発達に影響を与える可能性があります。

症状でお悩みの保護者の方へ

「いびきがひどい」「鼻で呼吸しにくそう」など、扁桃肥大やアデノイド増殖症が原因となっている症状で悩まれている保護者の方もいらっしゃるでしょう。

これらの病気は、適切な時期に適切な治療を行うことで、お子さまのQOL(生活の質)が大きく改善します。特に睡眠時の無呼吸を伴う場合、手術により睡眠の質が改善すると、成長が促進されて日中の活動性も向上します。一方で、すべてのお子さまに手術が必要なわけではありません。症状の程度、年齢、全身状態などを総合的に判断し、最適な治療方針を決定することが大切です。

お子さまに最適な治療を提案

吹田市・五月が丘のリー耳鼻咽喉科・アレルギー科では、ファイバースコープをはじめとする様々な検査により、扁桃やアデノイドの大きさ、気道への影響を正確に評価します。お子さまの症状や年齢を考慮し、経過観察か積極的治療かを適切に判断し、最適な治療方針をご提案いたします。

お子さまのいびき、口呼吸、繰り返す扁桃炎などでお悩みの場合は、お早めにご相談ください。

扁桃肥大・アデノイド増殖症の主な症状

呼吸に関する症状

  • いびきが大きい
  • 睡眠時に一時的に呼吸が止まる
  • いつも口呼吸している
  • 鼻声で話す
  • など

飲み込みに関する症状

  • 食事に時間がかかる
  • 固形物を飲み込みにくい
  • よくむせる
  • など

感染に関する症状

  • 扁桃炎を繰り返す
  • 高熱を頻繁に出す
  • のどの痛みを訴えることが多い
  • など

扁桃肥大・アデノイド増殖症の検査

視診・触診

口を開けて扁桃の大きさを確認します。頸部の触診により、頸部リンパ節の腫れも確認します。

ファイバースコープ検査

アデノイドの大きさや気道の狭窄度を直接観察します。モニターで保護者の方にも確認していただきます。

レントゲン検査

頭頸部の画像を撮影し、鼻腔や咽頭、気道などの状態を確認します。

血液検査

扁桃炎や感染症を繰り返す場合、血液検査によって炎症反応や免疫状態を確認します。

扁桃肥大・アデノイド増殖症の治療

薬物療法

抗アレルギー薬:アレルギー性鼻炎などを合併している場合に処方し、アレルギー症状を改善させます

抗生物質:炎症の原因が細菌性であると判断した場合、適切な抗生物質を処方します。症状が改善しても、指示された期間は服用を続けることが重要です

点鼻薬:鼻に対して直接使う薬剤で、鼻づまりなどの症状を改善させます

手術療法

アデノイドや口蓋扁桃切除術:肥大したアデノイドや口蓋扁桃を切除するための手術療法です。これらを摘出することでいびきや口呼吸、睡眠時の無呼吸が改善されます。

手術療法が必要と判断した場合、当院では信頼できる連携医療機関をご紹介しています。