お子さまのいびき・口呼吸

お子さまの睡眠中のいびきや口を開けて呼吸している姿は、扁桃肥大やアデノイド増殖症などの病気が隠れていることがあります。正常な鼻呼吸ができないと、睡眠の質が低下して成長発達に影響を与える可能性があります。
いびきは、睡眠中に気道が狭くなることで起こる振動音です。お子さまの場合、扁桃腺やアデノイドの肥大、アレルギー性鼻炎による鼻づまり、肥満などが主な原因です。特に、睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気、集中力低下、学習能力の低下など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
吹田市・五月が丘のリー耳鼻咽喉科・アレルギー科では、ファイバースコープをはじめとする様々な検査によりいびきや口呼吸の原因を正確に診断し、お子さまの健やかな成長をサポートいたします。
お子さまのいびき・口呼吸でお悩みの方へ
「いびきがすごい」「いつも口を開けている」など、お子さまのいびきや口呼吸を心配される保護者の方は多くいらっしゃいます。単なる癖ではなく、治療が必要な病気のサインかもしれません。
特に、睡眠時無呼吸症候群は、お子さまの成長や学習能力に大きな影響を与える可能性があります。適切な治療により睡眠の質が改善すると、日中の集中力が向上し、成長の促進につながります。
お子さまのいびきや口呼吸が気になる場合は、お早めにご相談ください。
お子さまのいびき・口呼吸の主な症状
夜間の症状
- 大きないびきをかく
- 呼吸が一時的に止まる(無呼吸)
- 苦しそうな呼吸、あえぐような呼吸
- 夜間の排尿が多い・夜尿(おねしょ)が続く
など
日中の症状
- いつも口が開いている
- 鼻声で話す
- 集中力がない、落ち着きがない
- 昼間も眠そう、居眠りをする
- 朝起きるのがつらそう
など
考えられる疾患
扁桃肥大
のどにある扁桃腺が大きくなる状態です。呼吸や食べ物の飲み込みを妨げる原因になります。
アデノイド増殖症
鼻の奥にあるアデノイド(咽頭扁桃)が大きくなる病気です。鼻呼吸を妨げる原因になります。
アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎
慢性的な鼻づまりにより、鼻呼吸ができず口呼吸となります。特に夜間は鼻づまりが悪化しやすく、いびきの原因となります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が繰り返し止まる病気です。お子さまの場合、扁桃肥大やアデノイド増殖症が主な原因で、成長発達に影響を与える可能性があります。
いびき・口呼吸の検査
ファイバースコープ検査
鼻腔やアデノイド、扁桃腺の大きさや状態を詳細に観察することで、気道を狭めている原因を見つけて適切な治療につなげます。
レントゲン検査
頭頸部の画像を撮影し、鼻腔や咽頭、気道などの状態を確認します。
血液検査
アレルギー性鼻炎などが疑われる場合は、血液検査によりアレルゲンを特定します。
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行い、睡眠中の呼吸状態や無呼吸の重症度を評価します。簡易検査は自宅で行えますが、状況に応じて連携病院をご紹介いたします。
いびき・口呼吸の治療
薬物療法
抗アレルギー薬:アレルギー性鼻炎などの場合に処方します
抗生物質:症状の原因が細菌性であると判断した場合、適切な抗生物質を処方します。症状が改善しても、指示された期間は服用を続けることが重要です
点鼻薬:鼻に対して直接使う薬剤です。正しい使用方法をお伝えいたします
手術療法
アデノイドや扁桃腺が大きい場合に検討します。手術療法が必要と判断した場合、当院では信頼できる連携医療機関をご紹介します。
CPAP(シーパップ)療法
睡眠時に鼻にマスクを装着し、鼻から空気を送り込むことで体内に酸素を供給します。酸素が行き渡ることで日中の眠気や疲労感の改善につながります。
生活指導
- 肥満の改善のため、食事や運動に気を付けて体重管理する
- 気道の閉塞を防ぐため、横向きに寝る
- ダニや花粉などのアレルゲンを回避する
など