⽿だれがある

⽿だれがある

耳だれとは?

耳だれとは?

耳だれ(耳漏)は、耳の穴から液体が流れ出る症状で、耳の病気を示す重要なサインです。透明な液体から黄色い膿のようなもの、時には血が混じったものまで、その性状は原因によって様々です。特にお子さまの場合、痛みを上手く伝えられないことも多く、耳だれが病気発見のきっかけとなることがあります。

聴力に影響を及ぼすことも

耳だれは慢性化すると聴力に影響を及ぼす可能性もあるため、早期の適切な診断と治療が大切です。「プールの後だから」「いつものことだから」と放置せず、耳鼻咽喉科専門医による診察を受けることをおすすめします。

耳だれは重要なサイン

耳だれは、耳の病気の重要なサインです。特にお子さまの場合、中耳炎を繰り返すと将来的な聴力への影響も心配されます。「少しだけだから」「痛がっていないから」と様子を見るのではなく、早めの受診をおすすめします。

吹田市・五月が丘のリー耳鼻咽喉科・アレルギー科では、ファイバースコープを用いた詳細な観察により、耳だれの原因を正確に診断します。モニターで実際の耳の中の状態をご覧いただきながら、分かりやすくご説明いたしますので、保護者の方も安心して治療方針をご理解いただけます。

耳だれの主な症状

透明でさらさらした耳だれ

  • 外耳道の湿疹
  • アレルギー反応によるもの
  • など

粘り気のある耳だれ

  • 感染を伴う中耳炎や外耳炎
  • など

随伴症状

  • 耳の痛みやかゆみ
  • 聴こえの悪さ、耳が詰まった感じ
  • 発熱
  • めまい
  • など

考えられる疾患

急性中耳炎

風邪などの上気道感染に続いて起こることが多く、特に小さなお子さまに頻発します。鼓膜の奥に膿がたまり、圧力で鼓膜が破れると耳だれとなって出てきます。激しい耳の痛みと発熱を伴うことが特徴です。

慢性中耳炎

急性中耳炎を繰り返したり、適切な治療を受けなかったりする場合に移行することがあります。鼓膜に穴が開いたままになり、断続的に耳だれを繰り返します。

真珠腫性中耳炎

鼓膜の一部が奥に入り込んで袋状になり、その中に垢がたまる病気です。進行すると骨を溶かし、めまいや顔面神経麻痺などの重篤な合併症を起こす可能性があるため、手術が必要になることがあります。

外耳炎

耳かきのしすぎやプール後の水の残留などが原因で、外耳道に炎症が起こる病気です。夏場に多く見られます。強いかゆみと痛みを伴い、耳を引っ張ると痛みが増すのが特徴です。

耳だれの検査

ファイバースコープ検査

ファイバースコープにより鼓膜の状態、外耳道の炎症の程度、耳だれの発生源などをモニターに映し出し、患者さまにも確認していただきながら診断を進めます。

聴力検査

純音聴力検査やティンパノメトリー(鼓膜の動きを調べる検査)により、中耳炎による聴力への影響を評価します。特に慢性中耳炎が疑われる場合は、定期的な聴力検査が必要です。

細菌培養検査

耳だれの原因となっている細菌を特定するため、耳だれを採取して培養検査を行います。抗生物質の効きにくい耐性菌の有無も確認し、最適な抗生物質を選択するための重要な検査です。

耳だれの治療

鼓膜切開

急性中耳炎で鼓膜の奥に膿がたまっている場合、必要に応じて鼓膜を小さく切開し、膿を排出します。これにより痛みが改善し、治癒も早まります。

薬物療法

耳の中を丁寧に清拭した後、炎症を抑える点耳薬を使用します。自宅での点耳方法も分かりやすくご説明し、必要に応じて説明用紙もお渡しします。

細菌感染が原因の場合は、適切な抗生物質を処方します。培養検査の結果により、より効果的な抗生物質に変更することもあります。

手術療法

慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎など、保存的治療で改善しない場合は、手術が必要になることがあります。当院で対応が困難な場合は、信頼できる医療機関をご紹介いたします。

生活指導

  • 耳に水が入らないよう注意(入浴時の工夫など)
  • 耳かきを控える
  • プール活動の一時中止(医師の許可があるまで)
  • 鼻を強くかまない(中耳炎の悪化防止)
  • など