アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎は、ハウスダスト、ダニ、花粉、ペットの毛などのアレルゲンに対して、鼻粘膜が過敏に反応することで起こる疾患です。くしゃみ、水様性鼻水、鼻づまりを主症状とし、目のかゆみを伴うこともあります。これらの症状により、集中力の低下、睡眠障害、学習や仕事への影響など、QOL(生活の質)を大きく低下させる疾患です。
アレルギー性鼻炎は、一年中症状がある通年性と、特定の季節に症状が現れる季節性(花粉症)に分類されます。また、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの他のアレルギー疾患を合併することも多く、総合的なアレルギー管理が必要です。
レーザー治療などに対応
吹田市・五月が丘のリー耳鼻咽喉科・アレルギー科では、View39やSILIS(シリス)45+1によるアレルゲンの特定や適切な薬物治療、レーザー治療など多様な治療の選択肢により、患者さまお一人おひとりに最適な治療を提供しています。特にSILIS(シリス)45+1は指先の採血のみでできる検査であるため、お子さまでも負担が少なく検査を受けていただけます。
「毎年花粉症でつらい」「一年中鼻炎に悩まされている」「子どもの鼻炎を改善したい」など、アレルギー性鼻炎でお困りの方は、お早めに当院へご相談ください。
このような場合はご相談ください
- くしゃみが止まらない、特に朝がひどい
- 透明な鼻水が大量に出る
- 鼻づまりで口呼吸になっている
- 目もかゆい、涙が出る
- 毎年同じ時期に症状が出る
- 市販薬では改善しない
- 子どもの集中力が落ちている
など
これらの症状がある場合は、アレルギー性鼻炎の可能性が高いため、早めにリー耳鼻咽喉科・アレルギー科へご相談ください。
アレルギー性鼻炎の症状
くしゃみ
連続して出ることが特徴で、特に朝起きた時に多発する「モーニングアタック」が見られることもあります。ひどい場合は一日に数十回もくしゃみが出ることがあります。
水様性の鼻水
透明でさらさらした鼻水が大量に出ます。ティッシュが手放せない状態となり、鼻の下が荒れることもあります。後鼻漏という、のどに鼻水が流れる症状が出る場合もあります。
鼻づまり
鼻粘膜の腫脹により鼻腔が狭くなり、鼻呼吸が困難になります。両側性のことが多く、夜間に悪化する傾向があります。慢性的な鼻づまりは、口呼吸、いびき、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
その他の症状
目のかゆみ、充血、涙目、のどのかゆみ、咳、頭重感、倦怠感、集中力低下、イライラ感などの全身症状を伴うこともあります。これらの症状により、日常生活や学業、仕事のパフォーマンスが著しく低下することがあります。
アレルギー性鼻炎の原因
通年性アレルゲン
ハウスダスト・ダニ
布団、カーペット、ぬいぐるみなどに生息するダニの死骸や糞がアレルゲンとなります。通年性アレルゲンの中でも多い原因です。
ペット
犬や猫の毛、フケ、唾液などがアレルゲンとなります。ペットを飼っていなくても、衣服に付着したアレルゲンで症状が出ることもあります。
カビ
浴室、エアコン内部、押入れなどの湿気の多い場所に発生するカビがアレルゲンとなります。
季節性アレルゲン(花粉)
- 春の花粉:スギ(2~4月)、ヒノキ(3~5月)が代表的で、日本人の花粉症の多くを占めます
- 夏から秋の花粉:イネ科植物(5~8月)、ブタクサ(8~10月)、ヨモギ(8~10月)などがあります
アレルギー性鼻炎の診断と検査
ファイバースコープ検査
ファイバースコープにより、鼻粘膜の色調(蒼白、浮腫状)、鼻汁の性状、鼻茸の有無などを観察します。
アレルギー検査
View39
39種類の主要なアレルゲンを一度に検査できます。通常の採血で実施可能です。
SILIS(シリス)45+1
指先からの少量の採血で45項目のアレルゲンを検査できます。お子さまでも負担が少ない検査です。
アレルギー性鼻炎の治療
薬物療法
抗ヒスタミン薬:くしゃみ、鼻水に効果的です。症状やライフスタイルに応じて、眠気の少ない薬剤を中心に適切な薬剤を選択します
ステロイド点鼻薬:鼻粘膜の炎症を直接抑える効果があります
血管収縮薬:即効性がありますが、長期の使用により症状が悪化する可能性があるため、短期使用に限定します
炭酸ガスレーザー治療
当院では、炭酸ガスレーザーを用いた鼻粘膜焼灼術を行っています。腫脹した鼻粘膜をレーザーで凝固し、アレルギー反応を起こしにくくします。
アレルゲン回避・除去
ダニ対策:寝具の定期的な洗濯と天日干し、防ダニカバーの使用、じゅうたんを避ける、ぬいぐるみを減らすことなどが効果的です
花粉対策:マスク・メガネの着用、外出後の洗顔・うがい、洗濯物の室内干し、空気清浄機の使用などが効果的です
日常生活での注意点
環境整備
掃除機をこまめにかける、エアコンフィルターの清掃、適切な湿度管理、寝具の管理など、アレルゲンを減らす環境づくりが重要です。
生活習慣
規則正しい生活、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動により、免疫のバランスを整えます。ストレス管理も重要です。
花粉情報のチェック
花粉飛散情報をチェックし、飛散量の多い日は外出を控える、マスクを着用するなどの対策を取ります。